大型二輪免許を取得しました。
原付二種に乗りたくなって普通二輪免許を取得したものの何があったかジクサーを納車し、そのままズボズボとバイク沼にはまって早一年…
始めは普通二輪だけで満足していたのですが…これはバイク乗りの性なのでしょうか。
_人人人人人人人_
> 大型ほしい <
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大型バイク…その堂々とした存在感。図太いエンジンサウンド。鋭い加速力。普通二輪保有者なら誰もが一度は憧れる存在ではないのでしょうか。
私もすっかりそれの虜になってしまいましてwジクサーから浮気する気は早々無いのですが、大型免許を取りたくなっちゃいました(笑)
試験場で一発試験を受ければ格安で取得が可能ですが、そんな肝は座ってないクソ雑魚チキン野郎()ですし、丁度政府からの給付金もあった為、普通車・普通二輪でお世話になった教習所へ3度目の足を運ぶのでありました…。
再び教習生活
やることは普通二輪の時とほぼ同じ(ちょっと増えるだけ)でバイクの排気量が大きくなるだけという感じです。
普通二輪MT保有者の場合教習時限数は技能12時間のみ。普通二輪の時の17時間よりも少ないです。
ちなみに1段階の内1時限は危険予測シュミレーターで、普通二輪の時に2時間やったシュミレーターを1時間だけ受けたので、やることは普通二輪の時と全く一緒の模様。
検定の課題としてはお決まりの一本橋・スラローム・S字・クランク・急制動に加え、波状路(←NEW)なるものが追加されます。
不等間隔に並べられた段差を5秒以上かけ立乗姿勢で超えていく意味不明な課題です。
しかもこれ2段階の割と最後の方で出てくるので、中々練習できません…。
それでも教習中は余裕でクリアできていたので「余裕やんけ!^^」と思っていたら後でとんでもない目に合いました。
また、一本橋は10秒以上、スラロームは7秒以内と若干ハードルが上がっています。これは普段バイクに乗っていれば余裕でクリアできるかと思います。
筆者は急制動で今回苦戦してしまいました(;´∀`)
どうしても後輪がロックしたり止まれなかったりしちゃうんですよね…。普通二輪の時は何とも思わなかったのに…。
体験としてCB400SFKにも乗りましたがエンジンと車体がまぁ〜軽い軽い。ヒュンヒュンヒラヒラ動いて車体の違いを体感できました。
教習車
筆者の教習所の大型教習車はCB750…ではなくNC750L
(本音は四気筒のCBに乗りたかった…)
車体は重く大きいですが両足べったり付きますし、エンジンの性格は大人しく乗車姿勢もジクサーに似て楽でしたので扱いやすいかったです。今回エンストは何回かかまりましたが、一度もコケはしませんでしたね。
普通二輪持ってるからバイクの運転は余裕だよね!…ということで教習はどんどん進んでいきます。「じゃ、Aコース走っといて~」のような感じで^^;
そんなこんなでどんどん教習は進み、気づけば2段階が終わってアレヨアレヨという間に残すは卒業検定のみとなりました。
卒業検定
そんなこんなでやってきた検定当日。当日朝から心臓バックバク(笑)どーもこの雰囲気は慣れませぬ…。
教習所に行き受付を済ませ二輪の待機場所へと向かいます…。
受講生は私のほかに3人でした。
検定前に教官から検定についての説明を受けるのですが、またこの時間がたまらなく嫌でして「う~~~~はやく終わって楽になりてぇ!!!!」という気持ちでいっぱいでした^^;
そんなこんなで説明が終わり私は2番手。トップバッターは同じ大型二輪でおじさんでした。
じゃ、はじめてくださーい。の合図でおじさんスタート。
コース走行も難なくこなし、課題の一本橋もきっちり10秒。スラロームや波状路での失敗もなく模範運転のような形で帰ってきました。
「あ~受かりはったナ〜~。早くあれになりて~~~~^^^」
そんな事を思っていると、「じゃ、スドウさん準備してくださーい」と教官に呼ばれました。
いよいよ筆者の順番です。
検定開始!!
開始の合図を受けバイクを起こしてスタンドを払い、ミラー調整した後にキーを捻ってエンジン始動!
チュチュチュバルバルバル(二気筒の鼓動)
合図を出して安全確認して出発!
安全確認を怠らず、信号無視や進路妨害等の一発中止項目に触れないようコースを進んでいきます。
先程まであんなに緊張していましたが、バイクに乗ってしまえば不思議と緊張感もほぐれてきました。普段乗ってるからでしょうか…?
そして何も起こさずあっという間にコース走行を終え、いよいよ検定課題の時間です。
一本橋
教習中は割と落ちずに通れていた一本橋。ですが緊張のせいでバランスを崩し脱輪なんてこともありえます。
筆者の教習所ではタイム不足でも減点のみなので、今回も普通二輪の時に唱えた「とりあえず通過できればおK」理論で、タイムは気にせず通り抜けることにしました。
(筆者の教習所はタイム不足でも減点のみでやり直しは無し)
案の定一本橋後半からバランスが危うくなってきたのでチキンな筆者はサッと通り抜け、掲示板に出たタイムは8秒。10点の減点ですがまあキニシナイキニシナイ。落ちなきゃいいんだよ!落ちなきゃ()
波状路
お次は新課題の波状路。教習中も難なく通れていたので余裕かまして通ろうとすると…
速度が足りずエンスト寸前&バランスを崩し転倒しかける!!
「やばい!!!!!!!!!」
ここで落ちたら補習&検定代で1万…だったけど値上がりして1万1千円!!
落ちるわけにはいかねぇ!!!!!
とアクセルを吹かしバランスを立て直し、何とか通過ッッ!!!!!
何としても追加料金を払うまいという底力で命拾いできました…。マジで終わったと思った(;´Д`)
その流れでスラローム・S字・クランクも問題なくクリア。スラロームも6秒台との表示が出たので問題なさそう。
さて…それが終われば最後の課題です。
急制動
急制動は失敗すると減点の上やり直さなければならない課題です。すでに10点の減点があるのでここは一発クリアを目指さなくては!
当日の朝からもジクサーを使ってイメトレをしていたのですが、こればっかりはNCでやってみないと分かりません。
コースを見つめて、2速までシフトアップ。なるべくコーン手前で40km/h前後まで加速したらあとはブレーキングに集中!
「ロックさせない微妙な加減で止まるッッッ!!!」
コーンを通過しブレーキ!
ロックさせないよう、じわ〜っとブレーキング!比率は前7後3!!
そのお陰か何とか11mのラインを超え……
…………てる???
その上エンストこそしていないがタイヤがロックしたような嫌〜な感触も…
「あ、失敗した~~~^^^^^」
失敗すると教官からの指示があるのですが………
その指示が……ない?
「ということは、SAFE????」
ともかく発着点へ戻りバイクを停車し、検定を終わらせました。
結果発表
検定が終わると教官からのアドバイスがあります。
プロテクターを外して、教官のもとに向かいます。
そこでかけらた言葉は…
教「はい、スドウさんね。コース走行はまあ問題なくできてますね~。」
ス「は、はい…」
教「一本橋は8秒でちょっと早かったけど、それ以外のタイムは問題ないね~」
ス「そ、そうスか(;´Д`)」
教「一番ヤバかったのは波状路やね~(笑)あれはよう耐えたね~」
ス「自分ももうダメや思いました(;´Д`)」
教「まあまあ急制動ももうちょい前ブレーキ使っても良かった思うし、距離もギリギリ問題なかったからこれからも安全運転で!」
ス「あ、アリガトゴザイマス!!」
…というワケで、大型二輪一発で受かりました!!
心配だった急制動も問題なくクリアできていたようです。
今回も長かったようで短かった教習生活が終わりを告げました…。
また教習することは…あるのかな?
免許書き換えに光明池へ
今はコロ助対策として学科試験は予約制みたいですが、学科ナシの場合予約は不要の模様。
更新の人も密を避けるため外で待たされていましたが暑くないスか?バイクの気温計35℃ってなってましたよw
手順は前回と全く同じでお金を払って申請し写真撮影→即交付です。
上記の対策があってか今までに無く空いていて、9時半頃に受付し11時には免許証が交付とスムーズに書き換えできました。
大自二 解禁ッ!!
そういえば免許がようやく令和になりました。今までは西暦すら併記されてない時のでしたので新鮮()
排気量の制限が無くなりとっても清々しい気分
これで私も晴れて大型二輪ライダーの仲間入り……って愛車は154ccですが(^_^;)
しかし、今よりもでっかいバイクが欲しくなるってのが男の性ってもんですよ笑
去年スズキの試乗会で乗りたかったカタナやジスペケにも乗れます。ホントの事を言えば今年試乗会で乗るために大型を取りに行っていたんですが、コロ助騒動のお陰で予定はメチャクチャです"(-""-)"
暫く大型に乗る機会は訪れないでしょうが、いずれはリッターSSやハーレーにも乗ってみたいですね~。きっと今までのバイクの概念ひっくり返しされんだろうなぁ。
兎に角取って良かった大型二輪!
大型は良いz(
それでは今回はこの辺で。また次回お会いしましょう。