どうも!緊急事態宣言が延長されましたね~。そのお陰で色々ズタズタなスドウでございます(泣)
さて…先日から暇だったので、南勝久さんの漫画「ナニワトモアレ」をずっと読んでいました。
南さんはザ・ファブルの原作者でもありますよね。
新記事としてファブルの聖地巡礼もしてみました!
是非こちらもご覧ください!
時は平成元年。阪神高速1号環状線を無謀なスピードで駆け抜ける「環状族」を焦点にした漫画で、ファブルを読んでいた時からちらっと存在は知っていたのですが、この度思い切って全巻読破しちゃいました。
ストーリーが面白いのは勿論なんですが、何と言っても漫画内の主な舞台が南大阪にあります泉州地域なんすよね。
何を隠そう私も泉州出身なので「あ、ココ知ってる」や「あの道だ」という場所が沢山出てきますw
そこで今回はそんな「ナニトモ」に出てくる聖地を分かる範囲で数箇所巡礼して参りました(´ー`)
地元で聖地巡礼ってなんか新鮮です…w
トノハタ峠(岸和田市・塔原峠)
グッさんがシルビアを大破させたり、テツヤが無免で公道初乗りしたり、「赤い彗星」がポリさんに追いかけられたりとかなりの頻度で登場した「トノハタ峠」
昔は走り屋が沢山いたのかもしれませんが、現在は車通りも少なく寂しい感じでしたね。
私が行った時は、このたまり場よりも阪和道寄りの工事現場?からトラックが行き来するので道路が砂で真っ白でした(タイヤ真っ白)
道幅も狭く見通しの悪い40㎞道路なので、ゆっくりと流すくらいが丁度良いといった道ですね!
余談ですが、このカーブの手前にその昔「東岸和田ゴルフクラブ」というのがありまして、廃業した後に「大阪グリーンキャニオン」というサバゲーフィールドになってたのですが、コ○ナの影響で5月頃に廃業してしまいました…。広くて良いフィールドだったんですがねぇ〜。
泉大橋(泉大津大橋)
ハメたれ泉大橋!というワケで、橋を渡らず側道に逸れてグルっと回ってきた所でパチリ。
この先にある阪九フェリーに乗る為に何度か渡った事があります。
「っしゃあレースじゃい!」と言っても昼間はトラック等の交通量がカナ-リあるので現在は難しいかとw
泉大橋は22~5時の間夜間通行止めになるのですが、何でも夜になるといわゆる走り屋たちがここに来てドリフトやらレースやらとサーキット状態になっていた為…だそうで。
ドリフト・レースは山奥かサーキットでやりましょうネ!
大鳴山トンネル入口(泉佐野市・犬鳴山)
この看板の通り、県道62号を逸れて不動明王のお寺を過ぎたあたりにあるのが「大鳴トンネル」こと「犬鳴トンネル」です。
漫画内の平成元年当時ではこの62号やトンネルまでの道も狭く一部無舗装のようでしたが、現在はきちんと舗装され綺麗になっています。(ただしトンネルまでの道はちょー狭いまま)
何故か現在でも地元の間で「大鳴トンネル」は心霊スポットのままなんですがねw
「夜原付であっこまで行って写真撮ったら何か映ったわ!!」
みたいな話をよく耳にしましたねw
福岡のアレとはまた別な「大鳴トンネル」でございました。
グッさんとサトシの集合場所(岸和田中央公園)
グッさんがサトシをスパーキーへ誘い、情報交換をし、そして引退を告げた場所ですね。
ここは中央公園の裏側?の徳洲会のある方になります。
シルビアを停めていた場所にはいつからか花壇が置かれ駐車不可に。
グッさんのような人が多かったのでしょうか?
正面にある女性センターは取り壊し?の工事をしていましたね。
因みに「ザ・ファブル」にても大晦日に主人公の佐藤が凧揚げをする場面で中央公園のグラウンドが登場します。
テツヤとパンダの家(泉大津市)
ここは架空の場所かと思いましたが実在しましたw
階段から貸しガレージの看板まで完璧に同じですね。
強いて言うならガレージの看板が、(入居者募集)の看板が増えたことでやや左にオフセットされてます。
タカがテツヤを置き去りにした場所(堺市・西区)
最初は泉大津港の方かな?と思いましたが堺の港でしたね。
長ーい直線が続いているので、確かにスピードは出しやすそうですが脇道からトラックやらがどんどん出てくるので飛ばすのは危険です。
それから写真には写っていませんが、歩道には大量のゴミが不法投棄されていて中々スペクタクルな場所でしたw
因みにテツヤはここから泉大津のアパートまで約10km歩いて帰る事になりますw
小鳥大社(堺市・大鳥大社)
鳳→大鳥→小鳥というわけで小鳥大社ですねw
グッさんがタクちゃんをボコった場所です。
漫画とは信号の位置が若干変わっています。後に移設されたのでしょうか。
後の場面で登場する「ココリ写真館」も「コモリ写真館」として存在しました。
高石神社前(高石市)
ハマやんがパンダを家へ送り届けるシーンで登場。
小鳥大社と違って、標識は「高石神社前」とそのままになっています。
高砂コーナー(高石市)
高砂コーナーで事故ったテツオをボコボコにした場面ですね。
標識もありましたし、右側にはテツオを突き落としたアンダーパスもあります。
例の牛丼屋と堺線入口(堺市)
環状に上がる前、よくたまり場となっていたこちらの吉野家。
後ろには柿本改という有名なチューニングショップがあります。
そしてこちらが堺線入口。この高架を上がって暫くは第二阪和国道扱いですが途中で有料道路になり、出口へ逸れるとこれまた抗争のあった安井町の交差点へ降ります。
平成元年当時はまだ4号湾岸線が前線開通しておらず、泉州地域に住む環状族の多くはこの堺線入口から環状へ上がっていたんでしょうね~。
もしも全盛期に湾岸線が開通していたらどうなっていた事やらw
おまけ☆浜公園(堺市/高石市・浜寺公園)
ナツを守ろうとしたヒデキがゴッツ達にボコられ裸で木に縛り付けられた浜公園。
途中大津のアパートに帰るテツヤにエールを貰っていましたねw
残念ながら今回の探索で例の電話BOX等を見つけることが出来ませんでしたm(_ _"m)
もう電話自体は撤去されてしまったのでしょうか?それとも私が気付かなかっただけなのか…謎です。
〆
他にも貝塚の水間鉄道近くの道や、住之江の港の方等探索できていない場所や、私の知らない場所等沢山残っているかと思います。
とにかく、漫画の中の世界へ入り込んだような気がしておもしろかったです。平成元年からもう30年以上経過していますが、意外と風景って残っているもんなんですねェ。
というわけで、今回はナニトモの聖地巡礼企画でした!
また次回の記事でお会いしましょうm(_ _"m)