書き残しブログ

「かきたい」と思ったものを書き残していきます

スドウ・フォークリフトの資格を取る!の巻。

どうも皆さんこんにちは。スドウです。

 

突然ですが、この度「フォークリフト」の免許を取得しました。

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別に倉庫関係の仕事に就くわけじゃないのですが、友人から「一緒にフォークの免許取らない?」と言われたので取得するに至りましたw

早速近所のオペレーティングスクールに申し込みをし、講習を開始しました。

 

講習は全部で4日間

筆者は普通車免許を持っているので、4日間で修了する「F2コース」を受講しました。

このコースでは、7時間の学科と24時間の実車講習を全て受講することで修了試験を受ける事ができます。

 

1日目は教習所を思い出す…学科勉強のお時間です。


DAY1

ひたすら学科勉強の巻

勉強会のイラスト

講習会場の教室にて一日中缶詰になって勉強します。


普通免許持ちの場合スケジュールは…

1・フォークリフト本体の構造・取り扱い方法

フォークリフトの機種・各部説明。

起こりやすい事故等も説明されました。


2・フォークリフトの荷役の構造・取り扱い方法

荷役装置の構造説明・取扱い方。

フォークリフトはとにかく頑丈に作られている事を学びました。


3・フォークリフトの運転に必要な力学

フォークリフトにかかるモーメント(慣性・摩擦・遠心力等)の力学。

モーメントと聞いて、物理の小難しい計算すんの?と思いきや、これはめちゃくちゃ初歩的な力学の言葉を学ぶだけでした。


4・関係法令

フォークリフトに関する法令や、修了証の扱い等を学びます。

修了証は無くすor氏名変更したら再発行…など当たり前の事なので全然余裕に覚えられると思います。


テスト

最後に学科試験があります。テストは4択ですが、明らかにおかしい文があるのでそれを選んでいけばOKです。

例えば「荷崩れしそうになったので人を乗せて安定させた…」等。

上記4科目で正当率以上を獲得しなければなりませんが、授業をきちんと受けていればまず落ちることは無いですね。

 

テストに受かればこの日は終了…。

とにかく時間が過ぎるのが遅い一日でしたw
DAY2

フォークリフトを初運転の巻

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2日目はいよいよフォークリフト(カウンターリフト)を運転します。

ただし走行のみでパレットは付けません。あくまで運転の感覚を掴むのが目的といった感じですので…

 

運行前安全点検➡︎乗り込んでフォークの操作練習➡︎コースをグルグル周回➡︎バック走行練習➡︎試験コース練習

 

といった事をしました。

フォークリフトはリアが操舵輪な為、自動車とは運転感覚が全然違います。

講師の方が行っていた「自動車のバック状態」で進む感じです。

その上切れ角も90°ほどあるので、切りすぎても車体をぶつける可能性があります。

 

2日目はとにかく"この"感覚を掴むのが目的といった感じでした。

 

DAY3

空パレットを付けて走行の巻

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この日も運行前安全点検から始まります。

グルっと試験コースを復習し、その後午前中はリーチリフト体験走行を行いました。

 

リーチリフトは立ったまま操縦をする小回りがきくフォークリフトのことです。

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これは本来カリキュラムには含まれていませんが、現場ではほとんどリーチリフトを使うという企業も多いため、最低限使い方を知るために取り込んでいるんだとか。

(普通二輪の免許を取る時、体験で大型バイク乗せてくれるみたいな感じですねw)

 

リーチリフトはカウンターリフトと違ってアクセル操作を右手を使って行い、駆動輪も1輪なのでこれまた操作に癖がありますw

ですがこれは試験とは関係ないので「こんなのもある」ぐらいで結構かと思います。

(そもそもリーチリフト自体置いてない会場も多いんだとか。)

 

そしてここでいよいよパレットが登場します。

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初めてのパレット操作はリーチリフトで行いました。地面に置いた樹脂パレットを持ち上げてグルっと回り元に戻す。という事をしました。今後はこのパレット操作が肝になっていきます…。

 

ここでリーチリフト体験は終了。再びカウンターリフトに戻ります。

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…ですがまずはペットボトルをフォーク先端に載せて走行という練習をしました。

 

後から分かりますが、レバー操作が雑だと車体が前後に激しく揺れます。

またカウンターリフトにはサスペンションが付いていないので「急」が付く動作をするとすぐ車体が揺れます。

その為デリケートなレバー・アクセル操作感覚を予習する為行うんだとか。

 


午後からいよいよパレットを付けて走行開始です。

今はパレットの上は空っぽですが、明日からはこの上に1tのコンクリートブロックが乗ります…。

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最初は地面に置いたパレットから、次に朝礼台のような台の上に置かれたパレットを…。これをひたすら繰り返します。

 

修了試験は「台の上に置かれた1tのコンクリが乗ったパレットを降ろして走行し、再び元に戻す」というのが内容なので、とにかくパレットの扱いに慣れる事が重要です。

 

またこの練習中…キーを切って降車時にフォークを下ろし忘れるミスをしてしまいました…。これはかなり危険で厳しく注意されました。フォークリフトを停車させる時はとにかくフォークを地面にする事を忘れずに…。

 

DAY4

積荷パレットにて荷役作業&修了試験

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この日もまたまた運行前点検から。

ここで講師の方から「チェーンの確認は入念に」と言われました。

なんでも数百キロもある荷物の上げ下げ中に万が一切れたら、自分に当たって…(察し)となるんだとか…。

自動車の日常点検と同じで、自分も相手も怪我しない為に日頃の点検は大事ですね。

 

そしてこの日は試験で使う積荷パレットの荷役作業から学びました。

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先程も言いましたがパレットの上に1tのコンクリートブロックが乗ります。

そしてパレットも樹脂製ではなく木製なので、フォークを指す位置を間違えるとパレットを突き破っちゃいます()

なのでフォークの出し入れの際は必ずレバーを握って調整出来るようにと指導されました。

 

ですがまずは幅寄せの練習から…。

地面に置いた空パレットをバックで運ぶという事をしました。

ホントフォークリフトは小回りが効きます。ですがその分前後にツケが回って接触事故に繋がるので、油断は禁物です。

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午後からは試験までコースをひたすら練習します。

とにかく手順・確認が多く間違えやすいので注意が必要です。

 

また、6分以上掛かると減点される時間制限もありますが、これは正直気にしなくていいです。

時間を気にしてミスをするなら、減点されてでも丁寧に作業するほうがよっぽど大切です。

…かといっても上限は12分という制限もあるので、ゆっくりやりすぎるのも禁物ですw。慣れてくれば6分は余裕で切れるかと思います。


そしていよいよ修了試験

一人一人外に出て試験を行います。

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とりあえず接触事故や脱輪など減点がないようにすれば受講者ほぼ全員が合格するような内容です。

安全確認・ハンドブレーキもしっかり忘れずにすれば、練習通り終えることが出来ると思います。

 

試験に合格すれば即日で免許が交付され講習は終了です。

四日間お疲れさまでした!

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フォークリフト資格取得、丸一日拘束される等なかなか大変な思いもありましたが、とても楽しかったです。

なんせ自動車の免許には乗れる大きさや積載量に制限がありますが、フォークリフト免許には今の所無いのでどれだけデカいフォークでも運転できてしまいますからね~w

 

将来役立つかは分かりませんが、これでまた運転できる乗り物が1つ増えました!やったね!!

 

それでは今回はこの辺で…。また次回お会いしましょう。