NEC MateにXeonを乗っけてみた【MK35L】【Xeon E3-1231 v3】
どうも皆さんこんにちは。筆者のスドウです。
現在筆者は以前SSDに載せ替えたメインのノートPCと、ハードオフで買ったNEC Mate MK35L/L-Jというディスクトップをサブとして運用しております。
以前ジャンクPCとして買ったヴァリュースター君からの乗り換えです。
さてさて…そんな今回のMateも勿論ジャンクのなかなかポンコツスペックなのです。
スペックの割にはかなりのぼったくり価格ですが、メモリが最大4GBしか載らないヴァリュースター君を使っていた当時の筆者からすれば大変嬉しい進化でしたw
その後メモリを16GBにしたり、存在意義が謎な32bit版のWin10を64bit化したりとちょくちょく弄っていたのですが、最大の問題点はCore i3-4150これがまあ非力なCPUなんですよねw
Core2Quadよりマシだろうと思ってはいましたが、やはりゲームなどをするには力不足で、次第に再びCPU換装に挑戦してやろうという野望が沸いて参りましたw
そんなこんなでこのMateに合う第4世代CPU(Haswell)を探し始め…
「やっぱり狙うは最高峰のCorei7-4770なんかでしょ!!」
とも思っていたのですが、もう8年も前のCPUにも関わらずi7-4770は非常~~に高うございました…。まあ同じ考えの人が沢山いるのでしょう(/_;)
さすがにこれ以上お金をかけるのもバカらしいので換装は半分諦めかけていたのですが、そこでこの記事に目が留まりました。
クロバッサンさんの記事です。僕と同じ世代のMateですが、型番は少し違う模様です。
この記事で、Xeon E3-1231 v3というCPUの存在を発見!!
Xeonは本来業務用CPUですが、なんでもi7-4770と同等の性能でお安く買えるんだとか!!
仮に載せ替えが出来たら、2コア4スレッドのi3から4コア8スレッドへと大幅アップグレード出来ます‼︎
一応クロバッサンさんのMateと僕のMateは、型番は違えどマザボのチップセットは同じ(H81)模様…。
じゃあ載せられるんじゃね!?
ということで早速Amazonでポチリましたw
届きましたXeon!!Amazonの中古品で4000円でした。i7の半額程と安い‼︎
…という訳で早速交換していくのですが、ヴァリュースター君の時はCPUをポーンと載せ替えるだけで超簡単に換装出来たのですが、一筋縄ではいかず大変な苦労をする事になるとは、この時筆者は知る由もなかったのであった…。
早速筐体の蓋を外してCPUを外しにかかります。
因みにXeon E3-1231 v3は内蔵グラフィックを搭載していないので別途グラボが必要です。
このPCのビデオカードはヴァリュースター君から受け継いだGTX750ti(骨董品)です。
クソデカCPUクーラーを外してCore i3-4150が露になりました。
ピン折れに注意して…
Xeon E3-1231 v3を装着!!
さて、後は電源を入れれば交換完了。…と思ったのですが…
電源を入れた途端ファンが全開動作&出力信号なしという状態に!!
もしや壊した!?と思い慌ててi3に戻しましたが、何事も無かったかのように静かに立ち上がるMate君…。
「マザボが対応してないというのも考えにくいし…もしかしてBIOSアップデートかな⁉」
と思い、調べてみたところ在りました!!アップデート!!
どうやら「FCKT89BUS」というアプデがある模様!!早速ファイルをDLしてインスコしていきます!!
これでVerが「FCKT89BUS」になりました。
しかしこれでも症状は改善せず…。
これで諦めてたまるかとクロバッサンさんの記事や動画をもう一度確認した所、更に新しい「FCKT94BUS」というアプデを発見!!
初め間違えて「FCKT94AUS」というファイルをダウンロードしてしまいましたが、どうもこれはクロバッサンさんの個体「MK36L」用だった模様。
筆者の「MK35L」では「FCKT94BUS」の方を使うみたいです🚌
早速DLしてアップデート完了!!
さーて、これでBIOSはクロバッサンさんと同じになったのでXeonが起動するはず!!
恐る恐る組み上げ、電源ボタンを押します…。
すると…。
ファンの爆走は止まった!!
だが…しかし何も映らない(泣)
こうなるともうお手上げです。
相変わらずi3に入れ替えるとすんなり起動するので、今回買ったXeonが壊れているという説が濃厚です…。
やれることは…やりましたが…という感じですねw
「いや~大失敗したなぁ…。返品出来るかなこれ」
と思い、最後にもう一度起動できるか試してみようとXeonをセットしてみると…。
……あれ???
生きとったんかワレェ!!
しっかり【Xeon E3-1231 v3】が認識されてる!やったぜ!!!
という訳で、一時は心が折れそうになりましたが、何とかXeonの換装に成功いたしました!!
結局起動不良のBIOSが原因なのか、はたまた接触不良が原因なのか…。謎ですw
結果、私のMateはこんなスペックになりました!!
…はいw相変わらず時代遅れなスペックには変わりないですが、4コア8スレッドになったのは素直に嬉しいです(^^)/
出来ればSSDにすればもっと爆速になりそうですね!!しかし予算で買えそうなのは250GB辺りなんですが、ゲームを結構入れているので容量不足なんですよね…w
とにかく!!どれだけパワーアップしたのか検証していきましょう!!
まずは定番ドラクエベンチ!!
まずはi3から。最高品質のフルスクリーンなので数値はかなり低いですねw
続いてXeon。う~んドラクエベンチではあんまり差は出ませんでしたね。グラボがショボいからなのか…。気を取り直して次はCINEBENCH R15を回していきましょ!!
マルチ性能が300ちょっとと、やはりi3は性能の低さが伺えますね…。
本命のXeon。ここでは明らかに差が出ました!!
マルチ性能はi3の2倍以上に!!性能で言うとi7-4770程度というのは本当のようですね!
そして、僕がこのPCで一番遊ぶゲーム「BeamNG.Drve」
ゴリゴリの3DゲームでかなりCPUとグラボの性能を要求されるゲームなんですが、明らかに動作が軽くなりました!!
画像ではマップ上にNCPを生成した状態なのですが、今までのi3ではNCP1台がマップに登場されられる限界というポンコツっぷりだったのですが、Xeonでは同時に3台出してもカクカクせず遊べるようになりました!!
これはほんとに感動です…。にしても使用料100%に張り付いてるグラボもアップグレードしたらもっと快適に遊べるんだろうな()
〆
というわけで、今回は僕のMateにXeon E3-1231 v3を換装してみたという内容でお届けしました。
自分的にはかなりスペックアップが出来たのではないかと思いますw
この代のMateはCorei5モデルでも格安で投げ売りされているので、PC入門用としてや、自作PCを弄るための練習台にしたりと色々楽しめるマシンですよ!!
実際自分も今まで全然知識はありませんでしたが、ヴァリュースター君とこのMateでPCに関するかなりの知識を学びました!!
次はCPUのクソデカファンを変えたいと思っていたり…
皆様もMate沼に使ってみては如何でしょうか…w
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
最後に、今回の作業にあたって大変参考にさせて頂いたクロバッサンさんにここで感謝を申し上げたいと思いますm(_ _"m)
~次の記事~
HDDの遅さに耐えきれず、SSDに交換しちゃいましたw