書き残しブログ

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準中型免許を取得しました。

どうも皆さんこんにちは。スドウです。

 

この度ですね、わたくしスドウ…準中型免許を取得いたしました!!

 

僕は4年前に普通自動車免許を取得したのですが、仕事上2トン車に乗る機会が訪れそうなので、準中型免許の教習を受ける事となりました。

そこで今回は現行の免許制度や教習内容について、筆者の経験を交えながらプレイバックしていきたいと思います!!

 

免許制度について

現在のいわゆる普通車免許というのは実は2回程法改正が行われているんです。

その改正を一覧にしたものがコチラになります。

簡単に言いますと「法改正するにあたって、普通免許で乗れる車両の大きさがどんどん小さくなっている」というのが分かるかと思います。

 

一番初期の普通免許であった8t限定の中型免許では、普通車で教習に合格すれば4tトラックも運転出来た!!というのは羨ましいですね~。

まあ…そのせいもあって、事故が増えてしまい、普通免許の細分化に繋がったのは、言うまでもありませんが…。

 

現行の普通免許では、最大積載量2t未満、車両総重量3.5t未満という上限があり、いわゆる2トントラックですら運転出来ないんですよね。

しかし2017年3月より施行された「準中型免許」を取得すれば、最大積載量4.5t未満、車両総重量7.5t未満の自動車を運転することが出来るようになります!!

 

それでは次に…僕のような現行の普通免許持ちの人が準中型免許を取得する際、教習所でどのような事を学ぶのかについて見ていきましょう!!

 

教習内容

現行の普通免許をお持ちの方が準中型免許を取得する場合 1段回4時限、2段回9時限+学科が1時限あります。

そして取得条件として、片眼0.5、両眼0.8の視力と「深視力検査」という物が必要になります。

これは詳しく説明すると長くなってしまうので、簡単に解説すると「物体の立体感や、奥行き等を、判断する能力」の事で、教習所入学時や各検定合格時、免許センターで併記する際に検査を行います。

僕の場合これが特にニガテで何度も検査を行ったのですが、イマイチコツがつかめず

最後の方はタイミングを見計らってクリアしていました。



さて、それではいよいよ教習開始です。僕は普通免許を取得した教習所に再びお世話になったのですが、教習車両はダブルキャブ仕様のいすゞのエルフでした。

因みにこの車両のサイズ、教習車仕様のカローラとほぼ同じなんですよね。

着座位置とタイヤ位置は大きく異なりますが、普段普通車に乗っている方ならすんなり運転出来るかと思います。

1段階はたった4時限だけなので、2日間で終了しました。この時は場内課題であるS字・クランク・坂道発進・踏切の通過・指示速度等を練習しました。

その他にも体験として、高さ制限のある場所の通過やポールを立ててどれだけバックで近づけるか等も行いました。

これらの検定課題を修了検定にて合格すれば、次は路上教習のスタートです。

とはいえ…普通車の時と内容はなんら変わりないので、特に教えられる事や覚える事も無く、ひたすら指定の路上コースを走る事になります。(普通免許を取得した時を思い出して何だか懐かしい気分…)

また…これも普通免許と同様に卒業検定では所内課題として、方向変換縦列駐車のどちらかをクリアする必要があります。その為2段階でも場内教習がありました。

そして通常は空荷の状態で走りますが、これも体験として1tの水の入った、ポリタンクを積んだトラックに乗って空荷との違いを体験するという教習もありました。

2段階ではシュミレーターと学科教習も1限ずつあります。

僕が受けたシュミレーターは三菱製で、二輪教習の時に乗ったシュミレーターとソフト事態は同じもののようでした。

 

人や車が容赦なく飛び出してくる街を、無事故で駆け抜けるのが主なミッションですが、自分は人こそはねなかったものの追い越しにて停車中の車に接触するという事故を起こしてしまいました。(いや~シュミレーターでよかった…)

 

1時限だけある学科授業はトラックを運転する上での、死角や特性・内輪差等を学ぶ、40分のビデオ視聴でした。

卒業検定

すべての教習が終わったら、いよいよ卒業検定です。

 

流れとしては、指定の検定コースを走行→場内課題という感じでした。

自分は、縦列駐車がニガテだったのですが検定当日に、発表された課題はまさかの縦列駐車」…。縦列駐車、失敗しすぎて、みきわめ落ちそうになったのは、内緒です…)

路上の走行は特に問題無く終わり、教習所に帰ってきて縦列駐車に入りますが、2tトラックは左ミラーが結構前に出ているので、ポールに接触寸前」の所まで行ってしまったのですが、何とかギリギリ紙一重でぶつからずに済み無事検定に合格する事が出来ました!!

これには、試験管の教官にも「あれはギリギリだったな~」と後で言われました笑

卒業証明書を受け取ったら、後日試験場にて免許を書き換えて晴れて「準中型免許」取得となります!!



~総評~

今回、入所式と書き換えした日を含めると合計10日で準中型免許を取得する事が出来ました。

やはり、トラックのサイズが教習車のカローラとほぼ同じだった為、普通車と同じ車両感覚で運転出来たのは非常に良かったです。

 

この準中型免許は18歳からの取得が可能なので、初めから仕事などでトラックに乗る機会があると分かっている方は、最初の免許として準中型を選ぶというのは非常に良い選択肢だと思います。

今の普通免許では、2tトラックは乗れないので最初から準中型免許を持っていれば、それだけでアドバンテージになりますからね!!

 

しかし1点お伝えしておきたいのは、普通免許をAT限定で取得した人が、新たに準中型免許を取得しようとした場合、まずはAT限定解除をしてからでないと準中の教習を受ける事が出来ないという点だけご注意頂ければと思います!!

 

という訳で今回はこの辺で。

また次回お会いしましょう!!

 

動画でもどうぞ!!


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{参考文献リスト}
記事内の各表は下記のサイトを参考に製作しております。

表1【アンモータースクール】
https://bit.ly/3Pa6FVK

表2【石見自動車教習所】
https://iwami-driving-school.com/school/column/license/

表3【ロイヤル ドライビングスクール 福山】
https://www.royal-corp.com/dsf/need-time-jyunchu/

表4【大阪府警察】
https://www.police.pref.osaka.lg.jp/kotsu/untenmenkyo/5952.html