どうも皆さんこんにちは──。
突然ですが、ヤンマガにて南勝久さんの漫画『ザ・ファブル』が約1年8ヶ月振りに連載再開しましたね!

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というわけで前回は「ナニワトモアレ」の聖地巡礼をやりましたので、今回は原作版「ザ・ファブル」の聖地巡礼をお届けしたいと思います!!
──追記──
待望の第二部である「ザ・ファブル The second contact」の聖地巡礼も行いました!!
リアル太平市の様子をもっとご覧になりたい方は是非お読みください。
ザ・ファブルの舞台はどこ──?
ファブルの物語は、アキラとヨウコ(佐藤兄弟)が東京から大阪に引っ越してくる場面からスタートします。

物語序盤では、通天閣のある新世界など大阪市内の様子が描かれていますが、真黒組が牛耳る架空の町「太平市」は実際にはもっと別の場所に存在するのでした…。
因みに前作「ナニワトモアレ」では、南さんの出身地である「岸和田市」を中心に、堺・泉大津・貝塚・泉佐野辺りの"泉州地域"を舞台に物語が描かれていました。

南さんの漫画の特徴は、登場する場面が地名は違えどほぼ全て実在する場所という点なんです。

今回のファブルで登場する「太平市」もまた、そのモデルがモロ岸和田市となっており、漫画内においても実在する場所が多数登場しています。

…かく言う筆者も泉州の産まれですが太平市出身では無いので、地元民ならではの細かい建物や路地等までは分からない場所もありますが、判明出来た範囲でご紹介していきたいと思います!!
登場する巻・話数も記載していますので、是非とも原作を片手にリアル太平市を巡る聖地巡礼の様子をお楽しみください!
記事の最後には聖地巡礼MAPもご用意しております!!
地元民からすると親近感が湧いて──これがまたオモロいんや───。
ホナ早速~~行こか───。
車上荒らしに遭遇したPA──新名神高速道路 甲南PA(下り)

コミック1巻2話で登場。

クルマで大阪入りする佐藤兄弟が休憩で立ち寄ったサービスエリアです。


アキラが座っていたベンチや"車上荒らし程度の弱い子"達を懲らしめた場所も漫画そのまま存在します!!
マグロ住宅へと向かった道──府道230号すずらん通り

コミック1巻4話で登場。
真黒組への"アイサツ"を終えたアキラとヨウコは、若頭の乗るベンツに連れられマグロ住宅へと向かいます。
写真奥に写るのは南海本線の高架橋で、すぐ傍には後々登場する南海「岸和田駅」があります。
「池添医院」の看板も漫画内で確認できますね!!
アキラとヨウコの家(マグロ住宅)──太平市内某所

コミック1巻4話以降で登場。
マグロ住宅(のモデル)も実在していました!!
自力での発見には至りませんでしたが、コメント欄にて教えて頂きました。(”ファブルファン"さんありがとうございます)
ガレージ側がハコスカ(レクサス)が停まるアキラ側。平屋の方が「例えばテーブルの銃――いいのそこで――?」のシーンでも有名なヨウコ側ですね。

アキラサイドにはサンマを焼いたり…クロちゃんと手合わせをしたりした「屋上」もきちんとありますね。
いやはやホントに漫画そのまますぎて、今にも佐藤兄弟が出てきそうです…。
高橋が佐藤兄弟を監視していた場所──小松里第2公園

コミック1巻5話以降で登場。
若頭の指示で佐藤兄弟を監視する事になった高橋が車を停めていた場所です。
奥のマンションから遊具、マンホールに至るまで漫画内でも完璧に再現されています。
リアル太平市の地理関係で見ると、マグロ住宅から少し離れた場所になっています。
アキラがムエタイ男達に絡まれた場所──岸和田天神宮前

コミック1巻7・8話等で登場。

太平市にやって来た佐藤兄弟が高橋操る"ムエタイ二人組"に絡まれた場面は、岸和田駅を出てすぐの岸和田天神宮前です。

漫画では植込み辺りに高橋の乗るekワゴンが停まっていましたね。

そしてこの後ろに見える建物が、数々のテキーラ大戦を制し「ペ・ダイヨチャ」という呼び名の生まれた、ヨウコのお気に入りのバー(漫画内ではバッファロー)であるBALIHAN・BAR(バリアン・バー)が実際にあります。
ABCテレビ『勝手に!漫画アワード』内にてファブルの特集が放送され、番組後半にて「救急車やろ──!!」でお馴染み"あの"マスターが登場しています。
どうやらマスターは南さんと「なにとも」時代からの付き合いで、南さんに「ファブルのときは使わせていただけますか?」と頼まれて登場することになった模様です。
実写映画版の監督江口カンさんが、打ち合わせに南さんのオフィスのある岸和田を訪れた際にもこのバーに行ったそうで、記事の中では「マスター、同じ顔ですし」と語られていますw
アキラとヨウコがペットを買いに行ったホムセン──コーナン 泉北2号小代店

2巻10話で登場。
コーナン→ローナン…さらに映画版ではドーナンに変化していますw
ローナンは太平市内にも数店舗ありますが、佐藤兄弟は町から離れた堺市にある店舗に行った模様です。


そして店内には何と南さんのサインと、この店が原作に登場しているとのメッセージが!!
「19万円なりぃ~」の店長さん。実在するそうですw

この鮮やかなインコ、映画版にて岡田君の頭に乗ってたカシラと同じ鳥種みたいや──。

後に5巻51話においても、ナイトホークのバレル作りの材料を買うために再登場します。
アキラがムエタイ男達を撒いた橋──大津川・楯並橋(たてなみばし)



コミック2巻11・12話等で登場。
ムエタイ男から逃げるアキラは、この街灯辺りから軽々と飛び降ります。

実際でもかなりの高さがあり、飛び降りようもんならクロちゃんのようにマジで骨折しますねw
因みに小代のローナンからこの「楯並橋」までは、リアルに走ると10kmもあるのでアキラの運動能力の高さが伺えますw
アキラが元レスラー男と戦った場所──貝塚港

コミック2巻14話で登場。
若頭がアキラに太平市で1年暮らすための踏み台として、元レスラー男と対決する事になった場所です。
実際の場所は岸和田港…ではなく、お隣「貝塚市」の港になります。
ただし写真は若頭の車が通った場所で、実際に元レスラー男と戦った倉庫までは分かりませんでした。
アキラと若頭が飲みに行った鉄板焼き屋──お好み焼き 鉄板焼き ちっち

2巻18話や15巻158話等で登場。
若頭御用達の鉄板料理屋みたいですね。しかし皮肉にも浜田組長に毒を盛られた現場ともなってしまいました…。
ちっちのメインはお好み焼きで、生麵を使った焼きそばも人気みたいです!
食べログの写真を見てたらめっちゃお腹空いてきます!!
こちらも『勝手に!漫画アワード番組前半にて、漫画そのままな店長さんが取材されています!!
店内も漫画そのままなので、アキラみたいにステーキを食べて「あっつ!!!」実際に再現出来るそうですw
アキラと若頭がミサキとすれ違った場所──府道204号南町交差点

2巻19話で登場。
ちっちでの食事を終え、マグロ住宅へとアキラを送る若頭。
信号待ちにて走るミサキとすれ違います。
誠に余談ですが奥のしゃぶ葉はその昔ガストでした(漫画内ではまだガストっぽい?)
若頭が入院した病院──岸和田徳洲会病院

3巻22話以降にて登場。
初登場はクロちゃんがたてなみばしから飛び降り足を骨折したシーンにて。

実際の岸和田市民病院は別の場所にありますが、後述するアキラが凧揚げをしていた中央公園裏の徳洲会を「太平市民病院」としたようですね。
小島が入っていた刑務所──大阪刑務所


3巻25話で登場。
若頭の弟分である小島がワケあって15年間お勤めしていたのは、堺市にあります「大阪刑務所」がモデルになっています。
特徴的な塀の模様はそのままですが、漫画内では円弧上の屋根が三角屋根になっています。
小島とアキラがすれ違った場所──府道204号加守町1丁目交差点付近

3巻26話で登場。
出所祝いの食事を終えた若頭と小島が、配達中のアキラとすれ違った場所です。
漫画内では奥のタイヤ屋さんがJ's SERVICEになっていますね。
小島がセンパイを突き落としたマンション──太平市内某所

4巻34話で登場。
長年の借りを返しに来た小島が、元真黒の"センパイ"を強引にも突き落としたマンションですね。
高橋が強引にekワゴンを停めていた駐車場もそのままです!!
アキラがハコスカで走った場所──府道204号上野町付近

5巻48話で登場。
おつかいを頼まれたアキラはハコスカに乗って若頭のマンションへと向かいます…。
場所としては、先ほどの小島とアキラがすれ違った場所から和歌山方面に下がった所になります。
小島がミサキを迎えに来た場所──岸和田徳洲会病院前

5巻51話以降で登場。
相次ぐ嫌がらせに折れたミサキは、小島の車に乗ってどこかに向かいます…。

この特徴的なヤシ科の木があるロータリーのような場所は、何と若頭の入院先でもあった「太平市民病院」のすぐ前なのです…。
アニキの入院先の目と鼻の先で"やるな"と言われたシノギを始めようとするのは何だかある意味小島らしいですねw
そのほか52・56・65話でも登場。
どうもこの近くがミサキのアパートの近くという設定のようですね。
宇津帆とイサキがいた公園──野田公園

9巻89話にて登場。
公園のベンチに座って子供たちを眺めながら、宇津帆はとあるビジネスについて語ります…。
漫画内においても特徴的な塀のような遊具?からブランコ・滑り台に至るまで完璧な再現っぷりですね。

宇津帆とイサキが座っていたのは、府道39号に面したコチラのベンチになります。
宇津帆興信所──太平市内某所

こちらも9巻89話にて登場。
宇津帆チームの表向きは"興信所"という名のアジト…。
モデルとなったマンションもとある公園の近くにそのまま存在します…。
当然ですがリアル太平市では爆発されておらず健在でしたw
ヒナコがリハビリした公園──今池公園

9巻90話以降で登場。
ヒナコが鉄棒を使って立ち上がるリハビリをしていたのは、先ほどの野田公園からも程近い今池公園になります。
アキラが毎回ヒナコを目撃する理由は、オクトパスへ出勤する際に必ず公園前を通るからみたいですね。


またヒナコのリハビリシーンのほか、武装した貝沼くんがアキラを襲おうとしたりと多数登場しています。(10巻98・100・106話等)

そして話は進み…18巻187~188話等においても、マツを解放した後スズムシを囮にミサキとアキラを誘拐する場面にて再登場。

\ここはあぶない!!/の文字もしっかりありました!!

偶然にも向かいの駐車場には、誘拐する際に使用していたマツの?黒いホンダ・バモスが!!
スズキが悦っちゃんを拉致した後通った道──南海岸和田駅前

11巻109話にて登場。
オクトパスから飛び出した悦ちゃんを確保し、宇津帆のもとへ向かうスズキ…。
場所はまたまた登場岸和田駅の商店街側になります。
イサキがレクサスを貰い損ねた場所──トークタウンイオン東岸和田(解体済)

11巻109話や13巻133話にて登場。
訳アリでもいいとクロちゃんに車を手配してもらったイサキ…。
だがしかし…思わぬ先客によっておあずけを食らうことになりますw
場所としては「トークタウンイオン東岸和田」の屋上駐車場なのですが、トークタウンは2020年末に閉店して、新たに「そよら(イオンスタイル)東岸和田」として建て替えが行われたので残念ながら現存はしておりません。
アキラがレクサスを停めた場所──国道170号土生滝交差点付近

12巻124話にて登場。
ヨウコに引けぬ記憶力で地図を覚え、猛スピードで峠を駆け抜けるアキラ…。
そうなんです…この先府道39号は前作ナニトモで出てきたトノハタ峠もとい塔原峠でございます!!
アキラがクリスマスに配達していた場所──JR東岸和田駅


13巻136話にて登場。
クリスマスの駅前にてビラ配りをするサンタコスを眺めアキラは
「ブラジルサンゴヘビ──…」
と一言────。
アキラが凧揚げをした公園──岸和田中央公園




14巻149話で登場。
正月=凧揚げ。というワケで大晦日にアキラが凧揚げをしたグラウンドですね。
ナニトモでも出てきた中央公園が再登場。筆者が行った時もグラウンドには人っ子一人おらずまさに漫画通りの光景!
それにしても立派なグラウンドですね~。

余談ですが中央公園には流れるプールもあったりします。昔はよく遊びに来ましたが、残念ながら今年も「例のウイルス」のお陰で営業中止のようでした…。
ヨウコが電車から降りた駅──南海岸和田駅

15巻154話で登場。
痴漢の犯人捜索を終えたヨウコは、メインの中央口ではなく和歌山側の南口から降りています。

その後、街を偵察する山岡に遭遇…。
ここも南口を出たすぐそこの場所になります。
アキラと若頭が密会した場所──阪神高速4号湾岸線泉大津PA(北行)



16巻163話で登場。
若頭がアキラに「適当に高速流してくれ──」と言い、2人を乗せた車は4号湾岸線を大阪市内方面へと走り出します。


山岡達の拠点倉庫──太平市内某所

16巻167話以降にて登場。
ここの倉庫もマジで存在しちゃいます。
南さんの漫画はこうして元ネタを探すのもまた楽しいんですよね笑
元々は水野がどんちゃん騒ぎする為の倉庫だったのを山岡が乗っ取った模様。
公式ガイドブックにて記載がありますが、中には実際にフェアレディZやビリヤード台やらが置かれているようです!
山岡達がマツを解放した場所…かごの屋岸和田店裏


18巻187話にて登場。
ユーカリとスズムシがミサキを拐いに行くついでに、役目を終えたマツを自由の身へと解放します。
もうあの倉庫には戻りたく無いマツですが……。
この先のどこかのマンションにマツの隠れ家があるみたいですね。
逃げる山岡とカーチェイスした場所──国道26号 府立和泉高校東交差点
19巻198話にて登場。

「太平市にいい物件」と描かれていたのは奥の看板。
今は変わってますが数年前までは漫画と同じデザインでした。

倉庫からフェアレディZで逃げる山岡を、RC-Fに乗ったアキラとアザミが追いかけます。
2台はこのまま臨海方面へと走り、最終的には港(岸和田港?)へと向かいます。
この場所は先程紹介した「ちっち」の丁度反対側になります。
因みに漫画内でも現実の地理に沿って国道26号が再現されており…

山岡が運転するシーンでAOKI サイズマックス岸和田店(漫画ではBig Max)が登場して、そのまま和歌山方面へと進んでいき…

ジョーシン岸和田店前の高架を側道へと進み…


先ほどの交差点を強引に右折して…

和泉高校の前を走り抜けて行きます。(むか新の看板が漫画内でもちょっと見えます)
砂川が経営するラブホテル──泉大津市

20巻207話で登場。
遺体となった砂川に別れを告げた山岡はホテルを後にし、水野が運転するバンへと乗り込みます…。

この場所は泉大津の国道26号沿いのラブホテルが立ち並ぶ一角で、道路からもカラフルな建物が沢山見れますwそのうちの1つが砂川所有のホテルだったみたいですね。
番外編
今回の探索では行かなかった場所や、太平市以外の場所も、グーグルマップを通じてご紹介──。
ヨウコがアキラとクロちゃんを迎えに来た場所──府道39号岸和田港塔原線?

9巻87話で登場。
山籠もりに行ったアキラとクロちゃんを、ヨウコがハコスカで迎えに行ったシーンで登場します。
漫画内では鹿面樹(かつらぎ)山となっていますが、これは岸和田・貝塚・紀の川に跨る和泉葛城(いずみかつらぎ)山の事ですね。
この府道39号岸和田港塔原線は前作「なにはともあれ」でトノハタ峠として登場した場所で、ここからほんの少し山側へ行けば記事の最初で紹介した画像の場所に着きます。
フェンス・道路標示・電柱…全て漫画と当てはまるのですが、次のコマで出てくる「アキラとクロちゃんをピックアップする場所」が見つからないので、もしかしたらココでは無いのかもしれません…。
殺し屋"二郎"が降りた駅──新大阪駅


14巻142話で登場。
ココは皆さんお馴染み新大阪駅ですね!!
砂川に雇われた殺し屋"二郎"は、抱えた大きな荷物をタクシーのトランクに詰め込むと、「太平市のこの住所まで──」と運転手に伝えます…。
〆

太平市を巡る聖地巡礼、如何でしたでしょうか──。
ホントに漫画に出てくるシーンがそのまま現実世界に存在する感じで(逆なんですがw)、南先生の太平市に対する思い入れが深いのが良く分かる巡礼やった──。
という訳で「ザ・ファブル The second contact」にて、次はどんな太平市の場面が出てくるのか楽しみです!
まだまだ場所が分からない場所も多いので、是非とも皆様太平市の聖地を巡礼してみては如何でしょうか…。
それじゃ~~今回はこの辺で──。
また次回───。
~聖地巡礼MAPを制作してみました~
リアル太平市巡りにお役立て下さい!!

The second contactの記事では"大西市ver."も掲載してる───。
気になったらチェックしてくれ───。
そして何と…この記事公開後の21年11月に公式ガイドブック「ザ・ファブル 完全殺さないマニュアル 第一部公式コミックガイド」が発売されました!
公式ならではの聖地巡礼シーンも掲載されているので、ファブルの世界をより深く掘り下げたい方はぜひ一度ご覧ください!

さらにさらに…22年6月18日には、ABCテレビ『勝手に!漫画アワード』内にてファブルの特集が放送されました!!
お好み焼き屋「ちっち」や「バリアン・バー」のマスター達も登場し、詳しく取材されているのでコチラも是非ご覧ください!!
24年7月追記…
最後の最後までお読みいただきありがとうございます。
祝・アニメ化記念!!として…今一度原作を読み返してみて、新たに発見した聖地たちをポツポツ追加しましたので、更なる太平市の様子をお楽しみいただければと思います…。
また…この記事には載っていない聖地を見つけられた方いましたらコッソーリ↓のコメント欄に書き込んで頂ければ幸いでございます…w

Amazon ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

