書き残しブログ

「かきたい」と思ったものを書き残していきます

スズキGIXXER(ジクサー)納車いたしました!!

どうも皆さんこんにちは。筆者のスドウです。

 

本日はひとつご報告があります。

先日、ついにバイクを納車しました!

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はじめての相棒がやってきた!

バイク病になってから免許を取り、何に乗るかあれこれ選んでいたのですが、ネットに掲載されていたこの1台に目が止まり、現車確認に行って気づけば契約してました(笑)

 

今回筆者が購入したバイクはコチラ↓f:id:hant2468:20190611090546j:image

ジクサー|スズキ バイク

スズキ GIXXER(ジクサー)です!

 

 

…と言ってもじくさー?となる方がほどんどでしょうか?

 

「バイク何乗ってるの?」

 

と聞かれ

 

「スズキのジクサーです(^^)」

 

と答えても、殆どの方は

 

「……ジクサ~?」

 

という顔になります。

(最近こそ油冷エンジンの新型で名が知れてきましたが…)

 

ジグザーでもジグサーでも無く、ジクサーですからね!

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黒に赤のアクセントがカッコイイ!

初代ジクサーには前期・後期モデルが存在する

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2りんかんさんのパーツ検索サイトより…

初代ジクサー150(NG4BG型)は2018年にカラーチェンジが行われていて、実質前期・後期モデルに分かれています。(○○年モデルという言い方が正しいのかも?)

とはいえ車体色・メーターバイザーの質感が変更されただけで、装備面の変更は全くありません。

 

そして筆者が購入したのは2017年式・前期型のモデル。

正式にはグラススパークルブラック/キャンディソノマレッド(長い)です。

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前期モデルにのみ設定されていたこの色ですが、ツートンカラーという設定で通常の単色モデルよりも約五千円ほど高かったみたいですよ。

 

~このバイクのざっくりとしたスペック~

車両形式 2BK-NG4BG

エンジン 空冷単気筒SOHC 154cc

燃料供給方式 フューエルインジェクション

最高出力 10kW(14PS)/8,000rpm

最大トルク 14N・m (1.4kgf・m)/6,000rpm

変速機 常時噛合式5段リターン

全長・全高・全幅 2,005㎜・1,030㎜・785㎜

重量 135㎏

シート高 785㎜

ブレーキ形式 前後油圧式シングルディスク

燃料タンク容量 12ℓ

生産国 インド

 

 

このバイクの特徴は何と言っても排気量が154ccな点。

 

よく「ニーハンですか」と聞かれたり、「ピンクナンバーじゃないの?」と言われます。

 

なぜ154ccという日本では馴染みの無い中途半端な排気量なのかというと、元々インドで製造されている輸入車だからなんです。

 

向こうで爆売れし、バイクオブザイヤー等多数の賞を受賞したジクサー。

 

「せや!日本でも売ったろ‼彡(^)(^) 

 

というスズキの意向で装備を日本仕様に変更して正規販売しているんです。

 

日本仕様では燃料供給がキャブレターからFI(フューエルインジェクション)に。

リアブレーキはドラムからディスクになる等の変更がされています。

 

因みに2代目からは全車FI&リアディスク仕様に統一されました。

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メーターはフルデジタル。シフトインジケーター、時計機能付き(よくズレる)

 

そんなこんなで3月下旬にジクサーを納車しワイワイ乗っているのですが、初心者でも扱いやすくとても乗りやすいバイクですぞ!

 

重量が130kgしかないので駐輪場等での押し歩きもしやすく、立ちゴケもしにくいと良い事だらけです。

 

燃費が最高にGood!

原付二種並みの小排気量+単気筒なお陰で平均燃費はリッターあたり驚異の50km!

タンク容量が12Lなので、タンクカラカラまで走れば600kmは走れる計算になります。

 

筆者の最高記録は四国ロンツー時にリッター57kmという記録を叩き出しました。

究極のエコ運転をすればリッター60kmも全然夢じゃないですね。

 

高速でカチ回しても45kmは走ってくれるので、お財布にも非常~~に優しいです。

 

 天下のカブ様にはかないませんが、これはもう究極のエコカー…ならぬエコバイクですね。

決して「速いバイク」ではない。

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フェンダーレスにしたらもっとカッコイイかも?

 

あくまでも154cc・14馬力の小さなエンジンですので、決して「速いバイク」ではありません。


私はこれが人生初バイクなのと、他にも友人のバイクを軽く借りたりした程度ですので、あれこれ細かく比較したりのレビューは出来ないですが、それでも「250ccにも負けずに走る」というのははっきり言えます。

 

低回転からトルクも十分あり発進も楽で、軽い車体と相まってストップ&ゴーを繰り返す街中ではとても運転もしやすいです。

エンジンが小さいお陰で真夏の排熱も最小限で済むという副産物もあります。

 

150㏄だけどニーハンに付いていけるかな…という心配はまずいらないです。

(相手が大型や相当なスピード狂なら流石に話は別ですがw)

 

しかし加速・スピード感を味わいたいとなるとパワー不足を感じてしまいます。追い越し車線をバリバリリード!というのは少ししんどいですね。

 

 

「速さ」だけがバイクの楽しみじゃ無いんですよね(^^♪

ジクサー150は景色でも見ながらのんびりと、ゆっくり走る。そんな単車なんです。

 

150ccなので高速・バイパスにも乗れちゃう。

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ツーリングで「高速orバイパス乗っちゃう?」という場面でも125ccと違って乗れてしまいます。

名阪国道等、無料のバイパスほど有り難いものはありませんからね。

 

問題は「150ccで高速運転はどうなのか?」という点。

 

結論としては、全然余裕やん!…とはいきませんが、7〜80Km/hでの巡航なら多少余力を残したまま走れます。(5速5〜6千回転くらい)

この回転数をライダーがどう受け止めるかで意見が分かれると思います。

 

「ケッコー余裕あるやん」

 

という人もいれば

 

「うなっててキツいなー」

 

と思う人もいますんで、ここの捉え方は人それぞれですね。 

 

私としては80Km/h巡航なら安定して走れているのでは。と思っています。

 

100km/h巡航も可能…ですが、ひたすら振動と風との戦いでエンジンが8千回転付近で「ヴォ〜〜〜!!!」と叫んでいるのがひしひしと伝わってきます。ちょっとエンジンが可哀想ですねw

150ccの高速走行性能はこの程度ですので、走行車線の流れにのんびり乗る事は出来ても追越車線をキープは流石にキツいです。

 

たまーに利用する程度なら問題ありませんが

 

「高速をバンバン使ってロンツー!!タンデム!!」

 

なーんて方は250cc以上のバイクを買ったほうが幸せになれると思います。

 

 

大型の加速と高速安定性には憧れるなぁ(中免小僧並の感想)

 

 

見た目が蟻?カマキリっぽい?

フロント周りがカマキリっぽい。とよくネットで言われています。確かにカマキリっぽいといえばカマキリっぽい?

 

同じスズキのアドレス110もなんとなくカマキリっぽいデザインをしていますよね。 

この二台はどちらもインドやインドネシアの海外生産なので、あちらではカマキリデザインがウケるのかもしれません。

 

それとジクサーを丸目カスタム仕様にしている方も多数おりますね。丸目もネイキッドらしさがさらに極まっていてカッコいいです!

 

筆者は\ワロタ/みたいなW型のヘッドライトもけっこう気に入ってますよ。昔のジスペケもこんなヘッドライトでしたよね?

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因みにテールランプはLEDですが、ヘッドライトやポジション・ウインカーはハロゲンランプになります。

 

 エンジンサウンドは?

www.youtube.com

エンジンサウンドは単気筒特有の「ドドドドドド」というサウンドですね。迫力には多少欠けますが、それだけ純正マフラーが静かだということでしょうね。

 

ビームスからフルエキのチタンマフラーが発売されているので、交換して渋い音を奏でたいところですが何せ値段が高くて高くてとても気軽に試せるものではないので、お財布と相談しながら検討していこうと思います…(笑)

 

どうでもいいジクサーの豆知識

 

車名の由来

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日本ではスズキのフラグシップマシンGSX-Rシリーズの事を略してジスペケという愛称で呼ぶ事があるように、海外でもGSX-Rを略してジーエスエックスアール→ジクスアール→ジクサーと呼ぶ事からこの車名になったそうです。(Wikiより)

 

日本では圧倒的にジスペケと呼ぶ方が馴染みがあるので、ある意味ジスペケ150でも間違いではないかもしれませんね。

 

仕様変更の名残

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車体左側、サイドカウルにポツンと開けられているこの小窓ですが…これは本来キャブレターの燃料コック操作用に設けられているものです。

 勿論FI版では無用の長物となります。

 

そして、何とキャブ仕様では出力が14.8PSとFI仕様よりも僅かに上回っているんです。

 

そもそもこれが本来のジクサーのパワーなんでしょうね。

FI仕様は平成28年環境規制適合との兼ね合いもあり若干のパワーダウンに繋がったものとも考察出来ます。

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またインド版ではキックスターターが装備されていますが、国内版では省略されています。(ST250も最終モデルではキックレス仕様になってたハズ)

 

インジェクションではバッテリーを完全に上げてしまうと燃料噴射が行われず、いくらクランキングしたところで掛からないのでキックは不要と判断されたんでしょう。

 

セロー225なんかには後付けキックキットがあったそうですが、このエンジンはメクラでは無く完全に塞がってるっぽいので後付けも無理そうですね。

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そしてこの窪みはキックペダルの「逃げ」の為だったりします。

SRやオフ車のようなキックスタートもカッコイイので、付いてても良かったんだけどな~。

 

国内モデルでも、インド版キャブ仕様の名残が残っているのは少し面白いですよね。

キャブ・FI仕様が存在した先代ジクサーならではの豆知識でした。

追記:納車から1年半&2万キロ走りましたんで、ここまでのインプレッションを動画にしてみましたのでぜひご覧ください。

youtu.be

今回MTの普通二輪を購入しましたが、最初は原二のスクーターを買おうとしていましたんですよね。しかし教習中スーフォアの運転が楽しすぎたので、ミッション車を買おうと決めた次第であります(笑)

 

結果としてこの選択は大正解でした。運転は楽しいですし、普通二輪なので高速やバイパスにも乗れてロンツーも楽々こなせます!

今後リアボックスやシールド、グリップ取り付けなどやりたいことだらけなので、時間…というか金銭的に余裕がある時にちょっとずつ進めていこうと思います笑

それとブリッピングが絶望的にヘタクソなので何回も乗って練習しないと…。

 

ともかく、これから沢山このバイクに乗っていきたますよ(^^)/よろしくね!ジクサー!!

 

それでは今回はこの辺で!

また次回お会いしましょう。