今回はジクサー150のエンジンヘッドからのオイル漏れ修理に挑戦してみようと思います。
私の場合購入後1年程(ただし中古購入なので車両自体は約3年目)でヘッドボルト周辺からオイル滲みが発生し、メーカー保証期間も終了していたので時折フキフキしながら騙し騙し乗っていた次第であります。
ごめんよジクサー(泣)
エンジンヘッドボルト付近からのオイル滲みは、ほぼ100%ヘッドボルトガスケットの劣化によるものです。
なので交換に当たっては以下のパーツを使用しました。
純正パーツはバイクショップで注文したり、モノタロウ等のサイトで手に入るかと思います。
そして
・シリンダヘッドガスケットワッシャ (11191-27E00)×2
ジクサー150の純正ヘッドボルトワッシャ(11191-27E00)
では交換してみたいと思います!
当方の素人作業により何度も失敗していますので、温かい目でご覧くださいm(_ _"m)
DIY作業する場合は自己責任でお願い申し上げます。
作業は↑等の動画を参考にして行いました。
流石インドでバイクオブザイヤーを獲得したジクサーです。
まずはサイドカバーを左右外しまして…GIXXERロゴの入ったシュラウドも外します。
シュラウドは左右繋がったステーにネジ1個とタンクカウル部にクリップで固定されてます。
これでヘッドが丸見えの状態になりました。ネイキッドは整備性が良いですね。
もっと作業しやすくするならばタンク周りを外す手がありますが、今回は面倒なのでこのまま行きます。
作業の為ちょっと綺麗にしました。
イグニッションコイルも邪魔になるので外します。
ハーネスを束ねる結束バンドも外した方が作業しやすいです。
六角工具を使用してヘッドボルトを外します。
このボルト柔らかいのか舐めやすいのでご用心。
車体右側は外しやすいですが、左側はハーネスやフレームが邪魔で工具が入りにくいです。
筆者は六角部分が舐め気味になってしまったので交換(/_;)
購入したのは「ボルト(7×37) 09106-07011-000」×2です。
新型用はボルトが黒のものに変わっていました。
ボルトが外せたら、シリンダヘッドをプラスチックハンマー等でコンコンと優しく叩けばパカンと外れます。
ジクサーのヘッド部分、カムシャフトが一本のSOHCエンジンとご対面です。
ボルト部からオイルが染み出していたので、裏側もさぞ汚いだろうと覚悟していましたがご覧の通りちょー綺麗でした。マメにオイル交換して来た甲斐があります。
長い時間をかけて滲み出たオイルが、ゴムワッシャー部に粘土状に蓄積しています。
三日月部分だけ液体ガスケットが塗られており(サービスマニュアルで指定があるらしい)中々外れなかったのでカッターで切り目を入れて取りました。
後は先ほどと逆の手順にて、三日月部分に液体ガスケットを塗り、ヘッドを取付け組み直していきます。
ヘッドボルトは"だいたいこれくらいかなトルク"で締め付けました。
【二度と漏れさせるものか】と鬼トルクで締めると、ヘッド合わせ面のゴムガスケットが歪んでオイル漏れ追加オプションが加わるのでご注意くださいw(経験済)
外装を戻し、ガスケットが乾燥するのを待ってオイル漏れが収まれば修理は完了です。
〆
今回はジクサーのオイル漏れ修理に素人ながら挑戦してみました。
ゴム部品はどうしても劣化してしまうので、今後再発しないかが心配です。
これで無事に直ってくれれば良いのですがねぇ〜。出来れば二度とヘッドとは対面したく無いですw
走行距離はもうすぐ4万㌔。チェーンとスプロケ一式を交換しますが、あとどれだけ乗ってあげれるかな~。
ジクサーでオイル漏れに悩んでいる方はお試し…といっても結構面倒くさいですし失敗する可能性もあるので、メーカー保証が残ってる方は無料修理案件なので是非そちらをご利用くださいね。
(この時もオイル漏れてます…)